GIFT代表鈴木からごあいさつ
「GIFT」という名前には二つの意味を込めました。
一つは、サービス等利用計画の作成をもって障がいをお持ちのみなさんがより豊かな生活を送っていただけるような「贈り物」となれば、と。
もう一つは、これは自分自身の経験に基づくものになります。
私自身、福祉の世界との関わりは、大学生時代にさかのぼります。学外のボランティア団体に所属していました。
そこは障がいのある子どもたちと一緒にキャンプに行くということを活動内容にしていました。(夏休みに複数回キャンプが行われるのですが、1回3泊から4泊くらいのキャンプで、私は夏休みのほぼすべてをそのキャンプ場で過ごしていました)
障がいのある子どもたち・・というよりそうした人たちと接するのがほぼ初めてだったので、どうしたら楽しんでもらえるか、いい経験をしてもらえるか、ということを考える毎日でした。「贈り物」をしたいと考えていました。
そうする中で卒業を迎え、進路を選択する時、自然と福祉業界を選んでいました。
卒業後に入職した社会福祉法人では、訪問介護や就労支援など、いろいろな分野に携わらせていただきました。支援する分野が違えばその時々のゴールは違います。ですが考えることはやはり変わらず。どうしたらその方に喜んでもらえるか。
そしていろいろな縁あって独立することになり、社名を考える時に自分のこれまでを振り返りました。その時感じたのが、「どうしたら喜んでもらえるか、だけを考えてきたつもりだったが、実は自分の方がたくさん喜びをもらったし、成長させてもらったな」ということでした。
いろいろな経験や勉強、たくさんの人たちとの出会いは、障がいのある方と接することで得られたもので、それが今の自分につながっています。「贈り物」をしてもらっていたのは自分のほうだったのかな、とも思います。
そうした自分自身の感謝の気持ちも忘れてはいけない、との思いも「GIFT」という社名には込められています。
株式会社GIFT代表
鈴木 真由