どうも、代表の鈴木です。
今回は福祉制度の中のヘルパーについてのご紹介です。
ヘルパーと言うと、食事作りや、お掃除、お洗濯などの家事をお手伝いしてくれるようなイメージを持たれる方も多いかと思いますが、実際には、それ以外にもいろいろなサポートを利用することができます。
【利用例】
○病院や役所など必要な手続きを一緒に行う
○常時介護が必要な方の見守り支援
○家事をやってもらうのではなく、一緒に取り組んで効率的なやり方を身につける
○映画やプールなど余暇外出の付き添い
など
【利用上限・利用料】
その方の状況及び希望に応じて、選択して組み合わせることもできます。
時間や利用頻度もその方のご希望に沿う形にはなりますが、制度として上限もあります。
上限はその方の支援の必要な度合いを、行政の聞き取りや主治医の意見書に基づいて判定されます。(障害支援区分)
多くの方の場合、無料で使っていただけますが、一定程度以上の収入がある方は負担金が発生することもあります。
1時間あたり、400~500円といったところでしょうか。
【利用方法】
利用に当たっては、市役所などの障害福祉の窓口で申請を行っていただきます。
その後、上記の調査があり、結果を待ちます。
相談支援事業所とつながっている方は、手続きはサポートを依頼できるかと思います。
【おすすめの利用方法】
判定の結果が出れば、利用できる下準備ができるわけですが、ここからがなかなか個人では大変です。
実際に支援をしてもらえるヘルパー事業所を探さなければなりません。
行政のホームページや、冊子の事業所一覧から良さそうなところを探し、連絡をとっていかなければなりません。
どこがいいかもわからない上に、問い合わせ先に空きがない場合もあります。
そんな時に、相談支援事業所とつながっていると、ご希望に合いそうな事業所を探すサポートも利用できます。
ヘルパーのご利用をお考えの方は、同時に相談支援のご利用をされることをお勧めします。
また、サポートしてほしいことがたくさんあったとしても、家に誰かが来るということは想像以上にストレスがかかるものです。
掃除をしてもらう予定が、人が来るから、と、ヘルパーが来る前に掃除をする、なんて方もいらっしゃるくらいです。
初めてご利用される方は、週に一回一時間、など短時間から始めてみるのがいいのではないでしょうか。
うまく制度を活用して、よりよい生活を送ってください!